紙製のアート・ポスターは紫外線の影響で2〜3年もすればすっかり色褪せてしまいます。
しかし当ギャラリーの複製画は違います。プリントには耐光性に優れた顔料インクを使用するので長年に渡り、色褪せません。しかも”紙”ではなく、”布製キャンバス”に高品位デジタルプリント(ジークレー)で原画に極めて近い密度品質で製作します。
市販の低価格な複製画でその素材が明記されていない場合は間違いなく紙が使用されていています。もしキャンバスを使用しているのなら必ず明記するはずだからです。
キャンバス使用でもう一つの利点はアクリルカバー無しで額装が出来る事です。キャンバスを木枠に張り伸ばし、額装するので美術館と全く同じ仕様で鑑賞出来ます。アクリルカバーがあると必ず太陽光や照明が反射して対面側が映り込み、鑑賞の邪魔になる事はどなたも御経験があると思います。
アクリルカバーが無いと埃が心配?いいえ、そんな事はありません。垂直な壁面に額装された絵画を掛けると壁面より少し下向きに角度がつきます。だから絵画表面に埃は一切付着しないのです。
海外の美術館では殆どの場合、絵画をアクリルで被いません。何十万点もの所蔵作品を誇るルーヴル美術館やエルミタージュ美術館で毎朝、全ての作品の表面の埃を払っているでしょうか?そんな事は有り得ません。
だから絵の鑑賞の邪魔になるアクリルカバーは無い方が良いのです。(敢えてアクリルカバーを御希望の場合は見積もりをお出し致しますので御遠慮無くお申し出下さい)
額縁無しでの御注文の場合は絵画部分の上下左右に余白があるキャンバスを筒状に巻いてお届け致しますので御自身での額装が可能です。